喜多方8月29日(火)
7時頃、起きた。
外に出て、朝の風景を動画に撮る。さすがに車の台数が少ない。
ゆっくりコーヒーを沸かし、粒あんのパンを食べる。小豆の甘さとコーヒー(ブラック)の苦さのバランスが良く美味しい。甘党なので小豆が好きなのだ。
まったりした後、今日の予定を考える。
「昼は喜多方ラーメンのまつり亭だろうなぁ」
会津若松単身赴任時代によく行ったラーメン店なのだ。
まつり亭に着いた。ここは自分好みのラーメン店だ。スープが特にうまい。駐車場もキャンピングカーでも入れる。

早速、ラーメン大盛を注文する。
素朴な味わいで懐かしい。久し振りで美味しかった。
これで会津若松・喜多方と思い残すことはもうないなと帰路に就くことにした。
定年退職して、3年間単身赴任した会津若松、喜多方に2回訪問した。想い出を反芻し自分の中の「整理」を付ける。何ヵ所かそういう場所があって再度改めて訪れ、想い出を反芻するのも大事なことだと思う。
その時々の「生活、過ごし方」が思い出され「そうか、あれから〇年になるんだなぁ」とその時の時間と今の時間を再確認する。
話は飛ぶが、あの〇〇を食べたくて再訪する場合、何故なんだろうと考えると、ある理由があるのに気が付く。
「味を覚えている」ということだ。
その時、美味しいと思ったと思っても味にインパクトがないと忘れてしまう。味を覚えているとあの味を又味わいたいという欲望が出てくる。
思い出して唾を飲み込む。人間も動物だから「味を占める」のだ。
※味を占めるとは、一度味わったうまみや面白みを忘れられず、もう一度同じことを期待すること。
まあ、そんなことを考えつつ2日間の余白を残し、今回の旅は終了と相成った。