購入記 (その2)
具体的な購入記を書こう。
「キャンピングカー」に興味を持って最初にしたことは、やはりネット検索だった。便利だからねぇ。
まず、思ったのは
「高い!、いや高すぎる。」
「5~600万する!とても無理だー!」
現実は厳しい。ちょっと頑張ればどうにかなるというレベルでない。
それが正直なとこだった。
「う~ん、でも欲しい。どうにかならないか」
5~6歳の子供なら、地面にひっくり返って「欲しい~!」とダダをこねるだろうな。
おかあさんが回りを見て
「ダメ、今日はおもちゃは買わないよ!」
とタシナメル。
さらに子供はヒートアップして
「ヤダ、ヤダ、欲しいい~。」
となる。
そこからの母親の対応で、普段の生活ぶりが分かってしまう。
母親A「○○ちゃん、言うこと聞いてね。帰ったら、ケーキを食べようね。」
母親B「ほら、みんな見てるでしよ。ダメったらダメなの。言うこと聞かないとお母さん、もう知らないからね!」
母親C「何度、言ったら分かるの!」ビシッ、ビシッ(頭を叩く)「もう、ご飯ナシだからね!!」泣きながら、引きずられていく子。
う~ん、母親の接し方がその子の将来を物語っているような・・。
いや、子供の話ではなかった。
キャンピングカーは無理かな~と思った時、キャンピングカーの他に「キャンピングトレーラー」の文字を見つけた。
「何だ?」
調べると、車で牽引するタイプで基本はキャンピングカーと同じじゃないか。
それにキャンピングカーと比べてかなり安い。200万台で買える。
「これなら、どうにかできるのではないか。」
という気持ちがフツフツと湧いてきたのだ。
それからというもの、トレーラーのブログを毎日のように見るようになり、気持ちがどんどん高ぶってきたのである。
「ヨシ、まずはどんなもんか、現物を見に行こう!」
と、トレーラーを扱っている販売店に妻を連れて行くことにした。
自分だけ盛り上がってはいけない。妻もその気にさせなくては「事」は成就しないのだ。したたかな戦略を胸に、店にオモムイタのだった。
トレーラーの中を見せてもらった。
「おおっ!良いではないか!」
充分なスペースと寛げる雰囲気。妻もまんざらでもない様子。私は気持ちの上ではすでにオーナーになっている。
私の気持ちを察してか、社長がやけに勧めてくる。
これ以上、話を聞いて衝動買いのパターンになると大変なので、退散することにした。
この日は11月だったが、それからはいろいろなブログを見て、益々気持ちが熟成されていくのだった。
翌年、2月に「幕張メッセ」に行くことになるのだが、それはこの次に書こう。
つづく。