購入記(その3)
2月(2007年)に、初めて幕張メッセに行きキャンピングカーフェアを見に行った。
すごい人だ。こんなにキャンピングカーに興味がある人がいるんだなぁ。入場時間まで少し時間があるが、かなりの人が並んでいる。
年代層が分かれている感じだ。30代後半~40代前半、小学生位の子供がいそうな年代と、50代~60代位の夫婦これからの人生を楽しもうという年代。皆、それぞれの夢を持って来ているのだろう。
このフェアの列に限らず、並んでいる人々の傾向は、あるパターンがあると思う。趣味が同じだから、似たような感じがあるのだろうか。
例えば、ラーメン店で並んでいる人→とんこつ系大好き人種が多い。太目で油っぽい人が多いかな。
バーゲン品に並ぶ人→主婦というか、おばさんがほとんど。東北人は大人しいが、関西のおばちゃんはスザマシイ。殺気さえ感じる。
キャンピングカーに興味がある人はラフな感じの人が多いようだ。神経質そうな人も少ない感じ。基本的に自然大好き人間だろうから何か、のんびり系が多いよう感じがする。
「まあ、嫌なことは忘れて、楽しもうぜ!」てな感じ。
(俺のことじゃないか!)
会場は熱気でムンムンしていたなぁ。
キャンピングカーは基本、見るだけで、目指すは『トレーラー』新商品で出たばかりの『エメロードⅢ』が目当てなのだ。
最初に宮城で見た販売店の社長が勧める訳だ。この新商品が出るから現車を早くサバキたかっただろうからね。
エメロードⅢを見て、さらに
「欲しい!!」
という気持ちがフツフツと湧き上がった。
見よ!これが私だ。ネギをショッテいるのが分かる。
(※ネギを背負っている→『カモ』という意味)
妻も中を見て、まんざらでもないようだ。
今日はキャンピングカーフェアを見て、明日はディズニーシーに行くスケジュールを組んでいる。
妻の了解を得るには、まず気持ち良くなってもらうことが第一だ。決して、自分だけが突っ走ってはいけない。
キャンピングカーを手に入れる方法の大事な奥義はここにあるのだ。(よ~く、覚えておくように。ここはテストに出るよ!)
ここは、攻め時だ。(ただ、あせってはいけない!)
「これがあれば、おいしいものを食べて、温泉に入った後、ゆっくりトレーラーの中で休めるよ~。」
と、楽しいイメージを膨らませるのだ。だが、女性は現実的だから、どうやって払っていけるかを、しっかり納得させる必要がある。
「頭金をこれ位入れて、あと毎月○万位だから、どうにかなるよ。」と平静を装いながら「大丈夫!」と言い切ろう。
「買っていい?」なんてことは言ってはいけない。
「ダメ!!」でチャンチャンになってしまう。
もう、「買う!」という前提で、話を進めなくてはいけないのだ。
1泊2日のキャンピングカーフェアとTDLを楽しく過ごし、帰宅してから具体的に手に入れる為の準備に取り掛かった。
「トレーラーを置く場所がない」
まず、それをどうするのか
つづく。