キャンピングカーレンタルは中止!?

レンタカーにするのは中止!?

 

残念なご報告をしなければならない。

昨年12月から愛車をレンタカーにすべく着々と進めてきたのだが
ここにきて断念せざるを得ない状況になってしまった。

結論から言うと、車両不具合の未解決が原因である。

 

話は遡る。
昨年9月、ひとり旅をした時に温泉に入り非常に暑かった日だったので
車に戻ってアイドリングでリアエアコンをガンガン付けていた時だった。

エンジンが「ブルン、ブル、ブルン、ブル、ブル・・・プスン」
と止まってしまったのだ。
再度エンジンを掛けたが掛からず、無理に何度もせず

「朝には掛かるだろう」
と、その夜はそのままにして寝た。

翌朝、祈るような気持ちでエンジンを掛けたが無常にも掛からない。
何度か試したが掛からない。

 

「う~む、これはマズイ・・」

「JAFを呼ぶしかないなぁ~」
そう決めたが、まだ朝8時だ。多分、JAFに来てもらってもすぐ直る状態ではないだろう。

多分、近くのトヨタディーラーに牽引してもらう形になると推測してJAFを呼ぶのを
もう少し遅くしたほうが良いだろうと判断してコーヒーを淹れた。

「ま、焦ってもどうしようもないからなぁ」

9時過ぎにJAFを呼び15分位で来てくれた。
何度かキーを回したら「ブル、ブル、ブッ・・ド、ド、ド」と掛かった。
だが、すぐ止まりそうな掛かり方だ。

JAFの人が
「う~ん、この感じはエンジン6気筒ですが、多分どこか一つやられて
いるような感じですね~。いずれにしてもディラーで見てもらわないとダメでしょうね」

と、言って大型の牽引車じゃないと無理なので呼びますとのことで
待つこと30分、牽引車が来て担当が入れ替わり、近くのディラーに電話を入れそこまで牽引しますということになった。

 

その時の状況がこれ!(でかい牽引車だ!)


(正直、この画像は使いたくなかったのだが・・)

近くのトヨタディーラーまで牽引車に乗り、20分程度で着いた。
状況を説明して見てもらおうと思ったが、整備関係が混んでいて夕方5時以降
でないと見れないとのこと。

「見たとしても、すぐ修理できるとは限りませんし部品交換修理となれば
部品を取り寄せる日にちも掛かるかもしれません。」

「ええっ!夕方まで待つしかないのですか?それに修理まで日にちが掛かる
のであれば自宅に戻って、又引き取りに来なければならない訳ですかー」

これは困ったことになった。いろいろ話していると近くのトヨタディーラー
では早く見てもらえるかもしれないということで連絡してもらうと今日1時
から大丈夫ということで、そちらに向かうこととなった。

牽引車の人には悪いが、そこまで連れてってもらうことに。

そのディーラー担当者に状況説明し、牽引車には帰ってもらい1時まで
待つことにした。

「しょうがない。こうなったら覚悟を決めるしかないだろうなぁ・・。
10時半か、少し早いが歩いて喜多方ラーメンでも食べて待つしかないな」

と、担当者に場所を聞いて行こうと決めて、一応行く前にどんな感じでエンジン
が掛からないか見てもらおうと一緒に車に行ってエンジンキーを回してみた。

「ブルン、ドッ、ドッ、ドッ」

「え?」普通に掛かった!!?

「どうなってんの?」と思ったがエンジンは快調に動いている。

担当者も
「普通に動いていますねぇ。掛からない状態でなければ見ようがないですね」

確かにこの状態では、わざわざ見てもらう状態ではなくなってしまった。
しょうがないので、これから少し動いてみて止まるようなら連絡しますと
告げて店を後にした。

 

う~ん、どうしたもんか」

こうなったら喜多方ラーメンを食べて、エンジン快調であれば自宅に
戻ろうと決めてラーメン店に向かったのである。

それからは、美味しい喜多方ラーメンを食べ、ハラハラしながら高速道を
走ったが、止まることなく無事自宅に戻り、翌日いつものトヨタディーラーに
改めて不具合を見てもらうことにしたのである。

4~5日ディーラーに置いて見てもらった結果は、正常稼働のままで原因は
分からず仕舞い。

修理担当者曰く、本格的に見て修理するにはエンジン自体を取り外し部品交換等する形で30万円位掛かるかもしれませんと言われた。
ただ、その時点では全く正常に走るので年内まで様子をみることにしていたのだ。

 

何度か近場で運転して問題は起きなかったが、人様に貸す以上、正式に見て
もらって修理するところがあれば修理するつもりで考えていた。

並行してレンタカーにする為の準備(HP作成やもろもろのこと)をしつつ
2月に修理担当者と打ち合わせした。

「レンタカーにする為にしっかり修理してもらいたい。以前30万位掛かる件
については了承するので、お客様が旅行中にエンジンが止まることのないようにして欲しい」
と依頼したら担当者は即答せず改めて修理責任者に相談にいき

「エンジンを外して修理するとなると4~50万掛かるだろうとのことと、その後不具合が全く出ないとは言えないし保証も出来ない」
という話であった。

「う~ん、それでは意味がないし金額も以前の話より多くなっているよね」

そこでは結論を出さず、1年点検はしてもらうことにして4月まで様子を
見ることにした。
又、現在入っている自動車保険を(わ)ナンバーにする為に見積もりを
依頼していたが合わせて旅先でのトラブル発生時のロードサービス内容
も調べてもらった。

結果、レッカー移動はあるがトラブル時の宿泊代や帰りの電車代等の
オプションサービスはないとのことであった。

レンタカーにするに当たって一番大事なことはレンタルされた方に安心して
利用してもらう為にはキャンピングカー自体の安全性と考えていたので
それが未解決のままではレンタカーは出来ないとの判断であったのだ。

このままレンタカーにして貸し出しし、もし旅先でエンジントラブルで連絡
あったらどうするか、代車もなければ保険も使えない。こちらから迎えにも
いけないとなったら、お客様はどうなるのか?

楽しい想い出づくりに役立てる為のレンタカーにはなりえないなというのが
結論だったのである。

残念ながらこういう結果になったことをご報告致します。

 

もし、レンタルしたくて、今か今かと待っていた人がいたら
申し訳ありません。深くお詫び申し上げます。




ABOUTこの記事をかいた人

60歳で定年退職し、夢のひとつであった「キャンピングカーで1ヶ月間北海道を旅する」を実現し、ブログを立ち上げ、さらに第二の人生を謳歌すべく毎日を「生き生き」と過ごすことを目標にしています。 「人生は楽しまなくちゃ」をモットーとしており、夢をさらに実現させようと思っています。 キャンピングカーでの楽しみや、自由気ままに思ったことを書こうと思っていますので、お気軽にご覧頂ければ幸いです。