8月3日(月)20日目
朝6時前に目が覚めて、早速今日は出発。
まずは、道の駅『うりまく』へ行って、馬に乗りたいと思っているのだ。朝もやで、すっきりした天候ではないが、ツイている私のことだから、きっと晴れるだろう。
途中、ひまわりが密集している所があり、思わず引き返して写真と動画を撮った。
特に観光地でもなく、地主の人が好きで、ひまわりを植えたのだろうな。という気持ちが伝わってきた。
ひまわりも皆、健気にも「整列!」と号令されたように太陽に向かって顔を揃えている。
それぞれに「意志」があるように見える。
ひまわりA
「おい、前の奴、もう少し頭を下げろよ。日陰になってしまうだろう。こっちは背伸びしてるんだからな。」
ひまわりB
「俺だって隣から押されて身動きできないんだよ。」
ひまわりC
「何、写真撮ってるんだよー!」
ひまわりD
「まあ、まあ、皆さんお静かに。お日様は平等だからもうすぐ、みんなに日が差しますよ。ほら、温ったかくなってきたでしょう。」
なんてね。
そんな夢物語に酔いしれていたら、8時半頃『うりまく』に着いた。

道の駅というより「乗馬施設」と「パークゴルフ施設」があるようなものだ。手前には、馬場が整備されており競馬場のような感じがする。

受付施設は9時からオープンで、まだ誰も来ていないので、ココを芝生で思いっきり遊ばせる。
天気も良いし、ココものびのびと嬉しそうだ。
9時になり、お土産屋さんと一緒になっている乗馬受付で、ある程度乗れる人のコース15分)を頼むつもりで、いの一番で申込みしようとしたら「今日は、平日で引き綱の体験しかやっておりません。」とのことであえなく撃沈。「引き綱でトコトコするのは、小学生位だからな~。」
ココも草を食べて「ゲェゲェ」とモドシテしまった。
ネットで調べると、犬は整腸の為等、けっこう草を食べてモドすと書いてあるので、しょうがないが、やはり臭くなる。
公園の水道で口を洗ってやって出発するか。
「さあ、ココ。冷たい水でさっぱりしようね。」
と、本人の意見も聞かずゴシゴシ口を洗う。
「アガッ、アガッ!」と苦しそうだ。
今日の目的のひとつが帯広で有名な『豚丼』を食べること。
その中でも有名な『とん田』。
人気店だから早めが良いだろうと給油を終えてから、11時オープン前に着いた。何と、もう10人以上並んでいる。
駐車場は隣にパチンコ店などがある大きな駐車場があるので、キャンピングカーを止めるのにも問題ない。
食べるまで1時間ちょっと。いや~並ぶ価値はある美味しさでした。
思わず清算時に豚丼のたれを購入してしまった。
お腹が満足すれば、もはや何もいうことはないので、今日P泊予定の、これも人気の道の駅『忠類』へ。
途中、なつかしい『愛国』駅の看板を見つけ、立ち寄った。
もう廃線になっているが、蒸気機関車が展示というか、そのまま駅にあって、汽車マニアには、堪らないだろうな。
近くにある古びたお土産屋さんで「愛国駅から幸福駅」までの切符を娘の為に買った。
まあ、気持ちの問題だろうけど。

ここを離れて次の目的地『忠類』に向かう。
道の駅『忠類』は確かにキレイな道の駅で、芝生がある無料のキャンプ場もあり、人気があるのは頷けたが致命的な欠陥がある。
「犬にやさしくない」ということ。
「公園の芝生には犬は入れないで下さい」
「キャンプ場には犬禁止」
との看板があり、犬が遊ぶ所もないし、キャンプ場にも入れられない。
申し訳程度に道の駅の片隅に「ドッグラン」はあるが、芝というか雑草ぼうぼうだし、手入れをしていないのが分かる。
ここ以外では遊ばせるなと言わんばかりの感じがする。愛犬家なら分かると思う。
それと、何か「しっくりこない」という感じで、落ち着かない。
人それぞれの感性だから、ここが最高という人もいると思うが、整い過ぎて「窮屈」という感じがする。
連泊予定の場所だったが、今日は手前の駐車場に止めて明日は出発しようと、早々と寝ることにした。
今日は、ここまで。