キャンピングカー北海道ひとり旅 4日目(青い池~美瑛町)

7月18日(土)4日目


朝は気持ちよく、5時に目が覚めてしまった。一晩を共にした(?)ココを即して声を掛けた。

「散歩行くか?」

 

まだ1歳にもなっていない愛犬は目を輝かせる。

 

「行く!(ワン)」

 

駐車場には、我が愛車1台のみ。

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ラベンダーの香りを嗅ぎながら散歩。
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散歩させた後、ココは車で留守番させて、私は朝風呂に。

「う~ん、気持ちええなぁ~。」

 

その後、一旦車に戻って、ココに朝食を食べさせてから私もバイキングにGO!

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バイキングをたらふく食べて満足し、車に戻って 「さあ、出かけるかー!」

目指すは『上富良野日の出ラベンダー園』。

 

富田ファームが有名らしいが混んでいるということと、次回妻と来た時に取っておこうという気持ちで、今回はゆったりしているというそこに決めたのだ。

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昨日の『中富良野ラベンダー園』の時は、リフトなので
留守番させてしまったので、今日は散歩も兼ねて連れていくことにした。

散歩となれば喜ぶ。すぐ膝に乗ってきて「早く行こう!」とハフハフしている。

「良かったね~ココ。散歩行けるよ。」

3歳児の子供に言うような口調で話してしまう。

坂を上がっていく途中、おばさんと、そのお母さんらしき二人組に声を掛けられた。

「あら~、かわいい子犬。おいで。」

 

ココは尻尾をフリフリ愛想を振り撒く。


「うん、それで良いよ。世渡り上手だね~。」

と愛犬の可愛さを褒められ自分のことではないのに、鼻がピクピクと少し高くなる親バカの私。

 

「う~ん、ここもさわやかな風景だー。」
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こういう風景は北海道だからだろうなと、つくづく思う。

北海道に来て感じるのは、初めて外国に旅行に来たような「ワクワク」する気持ちになるということだ。

 

本州とは違った地域というのを感じる。

まず、車の絶対量が少ないので後ろから煽られるとかがなく、ゆっくり走れる。

 

私はキャンピングカー旅を趣味としている割には、あまり車の運転が好きではないのだがここ北海道は「ドライブ」が楽しい。

まあ、知らない場所で走ったことがない道だから楽しい面はあるのだろうが、基本的にさわやかな風を感じながら、疾走できる快感がたまらない。



さあ、その爽快感と共に『旭川』方面へ。途中、休憩をして

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望岳台』に行き、
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昨日見た中富良野ラベンダー園からの景色を逆から見て不思議な感じを受けた。

「今、あそこから見ているのは『昨日の自分』なのだ。」

 

その後、「吹上温泉無料露天風呂(混浴)」に入れるか見に行った。
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おじいさんが二人入っているのと、6~8歳の子供2人を連れた4人家族、若いカップル1組が回りで様子を窺っている。

カップルの男性が手を入れ

「熱い、これじゃー入れないよ。」

 

と尻込みしていたが、6歳位の男の子とそのお父さんが頑張って裸になって入っていった。

よく見ると、おじいさんが入っている処の前に水が出ているパイプがあり、その周辺は丁度良い加減らしく、おじいさん達は子供を呼び寄せ

 

「ここは、ぬるくなるから大丈夫。ほら気持ちいいだろう?」

 

と、子供の背中にパイプからの水と温泉をかき混ぜ、ぬるくして掛けて上げていた。

残念ながらお母さんは水着になる気配もなく私はもはやこれまで(?)と戻ったのでありました。(笑)

その後、近くの『吹上温泉』に行って見て受付の人に聞いたら500円で駐車場泊も出来るとのことだったが、イマイチ気乗りせずそこを後にした。

 

次に立ち寄ったのが、アップルの写真にも出ているという有名な『青い池

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一方通行の池の周りを皆、ゾロゾロと歩いている。

私も写真、動画を取りながら歩いていると、ココが道の真ん中で

「もう我慢が出来ない!」というように腰を低い体勢に持っていき、踏ん張るではないか。

 

「ここでか・・・・」

 

バツが悪い思いをしながら後始末をして又皆と一緒に池を一通り見て回った。

終わりまで来て気づいたのは「外人さん」が多い。まず、中国人か韓国人か分からないが団体で来ている。(他の観光地でもよく見た。)

それとインド人、あとアメリカ人(多分)今、日本への旅行はブームだという。

確かに安全、安心だし、非常に魅力的な国だと思う。

私も外国人だったら、日本には是非行きたいと思うだろう。

これだけ安全で何でも揃っていて、大人しい人の多い国はないと思うから。

 


そこから『美瑛町・北町の公園P』へ。

またラーメンが食べたくなり、歩いて行って近くの旭川ラーメンを食べた。(ここは美味しかった。)

 

戻って車中泊をする車のナンバーを見ると、北福岡、名古屋、奈良とか、そうそうたる南の人達。

車は何と軽自動車(普通の)も2台あるではないか。

観光に来ているというより、車で寝泊まりして生活しているような感じを受ける。

 

「う~ん、ちょっと私と旅のスタイルが違いすぎる」

 

という雰囲気で声を掛けるのも憚れるのだ。

 

夕刻、雨となりその日もココを同伴して寝てしまった。




ABOUTこの記事をかいた人

60歳で定年退職し、夢のひとつであった「キャンピングカーで1ヶ月間北海道を旅する」を実現し、ブログを立ち上げ、さらに第二の人生を謳歌すべく毎日を「生き生き」と過ごすことを目標にしています。 「人生は楽しまなくちゃ」をモットーとしており、夢をさらに実現させようと思っています。 キャンピングカーでの楽しみや、自由気ままに思ったことを書こうと思っていますので、お気軽にご覧頂ければ幸いです。