7月23日(木)9日目
朝は霧雨でココも寝ぼけマナコで起きてきた。

それでもお昼には天気回復して、どんどん晴れてきた。
ある程度芝生も乾いてきたので、ココをそこで離すとロケットのように思いっきり走り回り、舌を出し「ハァ、ハァ」と嬉しそうだ。
海をバックに満足した顔をしている。
午後までまったりして、今日は天気も良くなってドライブ日和と思い天塩の『鏡沼公園キャンプ場』に向けて快適にドライブを楽しんだ。
そこまでの道路は『オロロン街道』と呼ばれ、多くのライダーの憧れの街道で、海を左手に見ながらの景色は最高だ。

途中、道の駅『富士見』で、ちょっと休憩し
ショッパイ「かき揚げそば」を食べて、
無事3時頃キャンプ場に着いた。
受付を済ませ、キャンピングカー専用の芝生サイトに。
そこにはバンコンが1台だけ止まっていた。脇にテントを張っていて人影は見えない。
あとで、この宿泊者が思いがけない人と気づくのであるが・・・。
このキャンプ場は、利尻富士が下の方に雲はあるが綺麗に見え、隣には綺麗な沼があり、ゆっくりできるおすすめのキャンプ場だ。(1泊500円、シーズン券だと3,000円で何泊でも何回でも出入り出来るそうな)
サイドオーニングを出して、チェアーを引っ張り出して寛げる体制を作り、
さあて
「ココ、散歩行くか?」「ワン!」
ココも散歩道を気持ち良い風がそよいでいる中で、満足気に散歩を終えて嬉しそうだ。
しばらくチェアーでまったり読書をした後、夕方に近くの温泉『夕映』へ。
2階の露天風呂からキャンプサイトや利尻富士が見え、心が洗われる優雅なひとときを過ごした。
夕涼みがてら近くの河口まで行って、夕日をバックに記念撮影。
この一瞬がその時を凝縮した「貴重な思い出」になるのだ。

夕食はレトルトごはんにレトルト牛丼、やきとり缶詰でも十分満足して気持ちよく夜を過ごした。
ココは腕枕の中で寝息を立てている。
私も心地よい眠気に誘われながら、いつしか寝てしまう・・。