バンコク3日目
1月19日(日)ゆっくり朝食を食べ、出かける準備をする。
今日はマーブンクローンセンター通称MBKと、世界最大といわれる市場チャトチャックウイークエンドマーケットに行く予定である。10時40分出発しプロンポン駅からサイアム駅で乗り換えナショナルスタジアム駅に向った。どうにか地下鉄の乗り方も慣れて問題なくMBKに着いた。
駅前というか駅に着くとすぐ大きな建物があるので迷うことはない。その中に入って最初思ったのは「何か日本の大型スーパーイオンとかに似ているなぁ」ということだった。あまり目新しい店という感じが全くしない。そう感じたまま中に入っていくとMBKの入口があった。そうか最初に入った店はMBKではなく「東急」だったのが分かった。
「何だ、東急は日本のスーパーだから当たり前じゃないか」
MBKはいろんな店がある。それぞれのフロアがジャンル毎に別れていて小さな店の集合体のようになっている。例えれば御徒町のアメ横に似ている。それがビルの中にある感じだ。
特に欲しい物がある訳でもなかったが、ふと思いついたのはゴープロ 用のマイクロSDカードは予備として持っておいた方がいいかなぁと思ったので電気街を歩いてみた。
そこで見つけたのがタイに行こうと思ったキッカケの「無職旅」動画に出ていた店があった。店主が日本語堪能ということで話してみたら確かにペラペラだった。そこでマイクロSDカードを購入することにした。64MBで700バーツ(2500円位)。※ただ残念だったのは後で挿入して試してみたらエラーになって使えなかった。
MBKはお土産にもおすすめとあったので、お土産フロアーに行ってみて職場の人用にお土産を買った。まぁ安いこと。一応記念だからね。
お昼は上の階のフードコートで60Bで美味しく頂いた。(何を食べたか忘れたが、メモに美味しいと書いたあった)
MBKを楽しんで、次に行先「チャトチャックウィークエンド・マーケット」に行こうと一度サイアム駅に戻って乗り換えるのだったが、逆方向に行ってしまい次の駅で再度乗り換える形になってしまった。
「ま、こうして覚えていくんだろうな」と前向きに考える余裕が出てきた。
そうして目的地のモーチット駅に着いた。この市場は土日のみということで今日は日曜日最終日で駅から降りて見ると人、人で混雑している。
「こりゃ、このまま行くと間違いなく疲れるなぁ」
と思い、市場に行く前に近くにあった別の駅の地下で5バーツの水を買い、駅備え付けの椅子で休憩タイムを取る。早く行きたい気持ちを抑える。競走馬がゲートに入って、走りたいのを我慢しているようなものだ。
「多分、これからもかなり歩くし、足も休ませないとな」
この判断は正解だった。私の性格からして気持ちが入っちゃうとトコトンやってくたびれ果てるという情けない面があるので自制できたのはエラかった。
気持ちと身体を休め、いよいよ市場に向かう。入口付近にトイレがあったので入る。情報では有料トイレとあったが、無料で入れた。金隠しが日本より小ぶりだなぁと思いながら用をタス。
公園を抜け、市場に着いた。
いやいや、ここで見たものを全部言葉で伝えるにはとても無理だ。ここの雰囲気は動画を見てもらった方がイイ。
いやぁ、初めてのタイひとり旅であるが、初めから動画をいっぱい撮ってYouTubeにアップしようと思っていたが正解だった。とにかく見るもの、見るもの刺激的であっという間に時間が過ぎていく。情報が一度に大量に入り過ぎると忘れてしまうことが多くなる。その点、動画に撮って置くと記憶が記録になるということを思い知った。
「撮ってて良かった!」と思う。動画を後日、見たらその時の自分の感情が甦ってくる。正にその瞬間の「時」に戻れるのだ。
当たり前と言えば当たり前のことなんだが、今回それを痛烈に感じた。多分、歳をとってくると物忘れが激しくなるというが何も残さなかったら、一部分しか思い出せないんじゃないかと思う。そういう面でもこうして文字に書くこと、写真を撮ること、動画を撮るということは貴重だと感じた。
又、動画の長所は臨場感だ。今回動画をYouTubeにアップする為にどういう風に撮ろうかと考えた時、無職旅さんの動画のようにその時の状況を同時中継で自分の声で話すというのが一番伝わると思ったので、それを真似して動画を撮っている。
ただ、最初非常に嫌だったことは「非常に恥ずい」ということ。これも初めてのことで仙台空港で第一声を発する時が一番恥ずかしかった。誰も聞いていないのに。
このことも長い人生経験から言えることは「誰も本人が気にしている程、誰も貴方のことを見ていないし、気にしていない」ということ。
「そうだ、そうなんだよね」と自分に言い聞かせる。
何でもそうであるが、初めは誰でも緊張するが何回かすると慣れる。そう慣れるんですね、正にそうなのです。バンコクに来て3日目ですが、毎回自分で動画を撮って自分で喋ることに慣れたのです。
「そんなもんなんです、人生は」
だから、何かを初めてする時は目一杯緊張しますが、した後は「な〜んだ、こんな感じなのか、簡単じゃん」と思うのです。
で、話は脱線しましたが、3日目の様子は下記に動画をご覧下さい。(手抜きだ、手抜きだ〜!)