山形天童、寒河江、月山へ

山形寒河江、月山への旅

 

暑い中、キャンピングカーで山形に行ってきた。妻とココも一緒だ。

 

夕方出発し、道の駅「天童」に車中泊する。
夕飯は作っておいたカレーを食べたが、これがどういう訳か「スープカレー」になってしまったのであるが、あえてその顛末は書かない。(妻が怒るので)

翌朝、早めに起床し、ココを散歩させる。ココも心得たものでキャンピングカーで動く時は、いつもより回数多く散歩できるのを学習しているのだ。

 

天童から移動して高速道SA(寒河江スマートハイウェイオアシス)隣接の駐車場で朝食を取る。ここは目の前にユーチェリーという温泉があるし、SA内で泊まってもいい。今回は下道からであるが高速道に入らなくても入れる駐車場がすぐ脇にあるから便利だ。何と、そこから歩いてSAのトイレにも行けるのでおすすめだ。

 

近くにキャンピングカーが止まっており小さな犬を散歩させていて、何やら話し掛けたい雰囲気を醸し出しているので逆に妻が話し掛けた。

何と、大分から来ているとのことでこれから北海道に向かう途中だと。

 

「いや~、友人が北海道に来い来いとうるさいのでその途中です。2ヶ月位の予定で犬が小さいので大間から函館に行く予定ですわ。」

 

と、いろいろ話好きらしくバックカメラが壊れて直してもらった経緯を話す、話す。

 

「お気をつけて」と声を掛けて別れる。

 

 

今日の昼食は以前、私が何度か来ているお気に入りの『そば処 ひふみ』だ。3連休後の平日であるから駐車できると思うが早め(10時過ぎ、開店は11時)に着く。流石に早いので近くの「しまむら」で時間をつぶす。

 

11時丁度に店内に。メニューを見て妻は「げそ天そば」私は初めて注文の「ひふみセット」

ボリュームがすごいし、げそ天もそばも美味い。妻も満足とのことで良かった、ヨカッタ。

 

午前中に昼食を済ませ、ゆっくりと今日の宿泊地である『道の駅 にしかわ』に向かう。

ここは私も初めてだが、口コミでトイレが綺麗というのと隣接した温泉があるとのことで今回の宿泊地に決めたのだ。

 

着いて、妻がトイレから戻ってきて興奮気味に発した。

「チョー綺麗。ホテルのようだよ~」

 

女性はトイレが綺麗だと喜ぶ。確かに綺麗なトイレというのはキャンピングカー旅には大きな問題である。車にトイレは付いているが使わないのが基本だ。(昨日の夜は妻が使用したが)

 

取りあえず居心地良い宿泊地が決まったので、当初暑かったら月山の方に上っていけば涼しくなるだろうと考えていたので、そちらに向かうことにする。

 

 

途中、月山湖売店駐車場に車を止め大噴水が見れた。何と、112mの高さの噴水で日本一の高さとのこと。後でネットで調べたら112という数字はダムを造るために移転した戸数が112戸と書かれていた。(ダムの横を通る国道は112号線、ダムの功式日時が11月2日11時20分)日本一と合わせ世界では4位とのこと。

「ええぃ、下がりおろう!」と大したものなんだとか。

1時間に1回の大噴水を見れてヨカッタ。(気分的に涼しくなった)

 

その後、弓張平公園に行くべく坂を登っていく。(これが後から問題を起こすことに)
結構、上がって行ってようやくその公園に着いた。


誰もいない。外気温は27度。

 

昨日まではこども広場もあるし、混んでいたのだろうか。

ま、これといって引き付けるものもなく退散することに。妻も虫がいるのではと外に出ないしなぁ。

 

登り道の帰りは下り。以前の教訓(キャンピングカーは大重量なので坂道をそのままブレーキを掛けすぎると危険)を活かしセカンドシフトでゆっくり下る。しかし坂が急なのでローに落とすといやな音がでる。

負担が大きいだろうなと思いつつ、坂を下りる。

ほうほうの体で平らな道路になり妻とほっとする。

今日の宿泊地、道の駅『にしかわ』に戻る。

と、そのまま泊まることにしてココを散歩に連れ出した。暑い中、クーラーを掛けていたせいもあるだろうがコンビニに夕食を買いに行こうと道の駅から道路に出ようとした瞬間

「ブルン、ブルツ、…プス」と。

「ヤバッ(-。-;)」

 

直ぐ様バックして駐車場に戻る。多分、オーバーヒートかも。きっと負担の掛け過ぎだろうなぁ。

 

「これは下手に動かさないでいたほうがいいな」

夕焼けだが、妻の機嫌は悪い。

「このままではイカン」

と、風呂に誘うが
「ココを見ているから先に入ってきて」とそっけない。

しょうがないので先発で風呂に入ってきて夕食を食べることに。

車は動かせないので、置いてあったカップやきそばをお湯を沸かして黙々と食べる。

旨くない、というか不味い。昼食は大満足だったが夕食は大不満であった。

 

妻も諦め顔で風呂に入って寝ることに。

「明日は早く出発して帰ろう」と意見の一致をみて床に入る。

 

 

 

翌日、恐る恐るエンジンを掛けてみると拍子抜けする位、普通だ。

「全然、大丈夫。エンジンに負担を掛けすぎたせいだよ。もう何ともない」

と、妻の心配オーラを浴びつつ、ひたすら下道を元きた道を走る。

無事、コンビニで朝食を食べ帰路についた。

 

 

「ま、今回は前半好調、後半疲れが出て降板した大谷翔平と同じだよ。こんな時もあるさ、ハハハハッ…」

と、乾いた笑いで終了したのであった。

 

※教訓:キャンピングカーは下り坂に注意。(負担大)合わせてクーラーのかけ過ぎもやばい。いや、基本は真夏はキャンピングカー旅は避けた方が良いとの結論。




ABOUTこの記事をかいた人

60歳で定年退職し、夢のひとつであった「キャンピングカーで1ヶ月間北海道を旅する」を実現し、ブログを立ち上げ、さらに第二の人生を謳歌すべく毎日を「生き生き」と過ごすことを目標にしています。 「人生は楽しまなくちゃ」をモットーとしており、夢をさらに実現させようと思っています。 キャンピングカーでの楽しみや、自由気ままに思ったことを書こうと思っていますので、お気軽にご覧頂ければ幸いです。